残暑が厳しい今年の夏、まだまだそうめんをやめられない日々が続きそうだ。しかし、「そうめんってご飯やパスタよりもヘルシー」なんて思って、ついつい食べ過ぎてる人はいないだろうか。
実はそうめんは、一人前も食べると意外なほどにカロリーが高い。たとえば同じ麺類と比較しても、麺そのもののカロリーはトップクラス。ご飯お茶碗一杯(約140g)が235キロカロリーとすると、そうめん一人分(調味料・薬味込)でおよそ379キロカロリー。これはパスタ一人分(麺のみ)が375キロカロリー、そば一人分(麺のみ)が301キロカロリー、うどん一人分(麺のみ)が265キロカロリーであることを考えると、見た目によらずあなどれないのである。
もちろん、ご飯や麺にはプラスでおかずや具材が必要なので、カロリーはさらにプラスされる。当然トッピングを減らせばカロリーを抑えることはできるだろうが、トッピングのない麺類を食べるほど味気のないものもない。
では、ダイエット中に麺類を食べるにはどうすればいいのだろうか。そこでポイントなのが、サイドメニューにありがちな、天ぷらや揚げ玉などの油物を避けることだ。
ただし、そうめんに限らず麺だけでは栄養が偏る。その際は、他の食事の機会に肉や魚、野菜などをしっかり摂取することをお忘れなく。