俳優の木村拓哉が主演を務めた20年と21年の新春SPドラマ「教場」シリーズ。その続編が来年4月に月9で連ドラ化されることが11月10日、フジテレビ公式サイトや公式SNSなどで明らかにされた。
同シリーズは長岡弘樹氏の警察小説「教場」シリーズが原作。ドラマでは神奈川県警の警察学校を舞台に木村演じる冷徹な教官・風間公親が冷酷無比なやり方で、時には生徒達の邪な思惑を暴きながらふるいにかけ、成長させていく物語だ。
シリーズ3回目となる連ドラ版のタイトルは「風間公親‐教場0‐」。風間が教官となる以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描き、風間がなぜ冷酷無比な人格となったのかが明かされる。
木村は連ドラ化決定に当たって、「月9で“こういうのをやって大丈夫なんですか?”という作品を作ることになると思うので、いろんな意味で皆さんに驚いていただけたら面白いかなと思っています」とコメント。新しい月9を作り上げることに意欲を見せた。
ネット上では、《連ドラになるのは本当に嬉しいし、風間教官が教官になるストーリーも描かれるみたいなので凄く楽しみです》《これは本当に楽しみ! 前回後を引かれるような終わり方をしたので続編を楽しみにしてました》《2年連続で「教場」は正月にドラマ化しているから前哨戦として来年もやってくれないかな》など期待の声が殺到した。
「『教場』の続編は、当初21年の10月期に予定されていましたが、木村のスケジュールが合わずに頓挫したと言われています。ドラマの制作はすでに始まっているようで、木村のインスタグラムには10月下旬の投稿から主人公の風間公親と同じ白髪ヘアの木村が登場していました。先日の『ぎふ信長まつり』でもトークイベントに登場した木村はハットを被っていたものの白髪部分がのぞいていたため、『教場』の続編が制作されると気付いたファンも多かったようです。木村も制作発表と同日に『やっと皆さんに言える! もうすでに髪の色でピンときてる方が多いかもしれませんが、“風間公親‐教場0‐”として撮影に取り掛かります! お楽しみに!』とネタばらしをしていました」(芸能記者)
今回で月9ドラマ11回目の主演となり歴代1位となる木村。期待が高まる同作で、新たにどんな伝説を打ち立てるのか。
(柏原廉)