山口百恵はなぜスターだったのか?秋元康氏の「深すぎる表現」に視聴者が共感

「真夜中に廊下が明るくなった」

 様々な著名人と仕事をしてきた、作詞家でプロデューサーの秋元康氏だが、ある女性アイドルを目の当たりにした際は圧倒的なオーラを感じたという。

 これまで4000曲以上の楽曲の作詞を手掛けたほか、ドラマや映画、番組の台本執筆など、ジャンルを選ばないマルチプロデューサーとして活躍してきた秋元氏。11月13日放送の「日曜日の初耳学」(TBS系)では、そんな同氏に対し、インタビュアーの林修氏が「今まででいちばん凄いと思ったアイドル」は誰かと尋ねた。

 これに秋元氏は同い年だという「山口百恵さん」と答え、印象的だったエピソードを回想。17歳の頃から、すでに放送作家の弟子として活動を始めていた秋元氏は、「高校2年生の時、ニッポン放送で山口百恵さんの台本を書いていた。この人が凄いなと思ったのは、夜中にニッポン放送の3階のロビーで、廊下側に背中を向けて原稿を書いていたのに、フワンって(その場が)明るくなった。振り向いたら、山口百恵さんが学校の制服を着て、録音をしに来てた」と、山口さんの存在感に驚かされたという。

「スターのオーラは本当に見えるんだと思った」と感動した当時の秋元氏だったが、「でも、それは僕の勝手な思い込みで、そんなの見えてない。でも、それくらいに見えるという深読み。僕の中では真夜中に光なんて見えないのに、見えた気になったところがスターだと思う」と振り返った。

 続けて、「深読みしてしまうってことは、僕らが(話を)盛りたくなる。みんなが語りたくなる。それがスターの条件じゃないですか」と主張していた。

「深読みし、エピソードを盛って話したくなることが『スターの条件』とする一連の見解には、世間から『すごく納得』『その状況を説明する時の、秋元さんの言葉の選び方はさすがだと思う』『これは深すぎる表現』との声が寄せられたほか、高校生の時点で山口百恵さんの台本を任されていた事実にも『そこがまず凄すぎるわ』『まさに早熟の天才』などの反応がありました」(テレビ誌ライター)

 秋元氏といえば、31歳という若さで、美空ひばりさんの名曲「川の流れのように」の作詞を担当。その手腕を早くから発揮していたことから、山口百恵さんに負けずとも劣らずの天賦の才能があることは間違いないだろう。

(木村慎吾)

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