サッカー日本代表の一員として、カタールW杯に臨むブライトンFW三笘薫に向けて、著名な「隣のおじさん」からエールのメッセージが送られた。
11月15日、同代表の公式ツイッターアカウントには、三笘を幼少期から知るという俳優・松重豊のビデオメッセージが掲載。松重は自身と三笘との関係性を「以前、隣に住んでいたおじさん」と説明すると。「子供の頃、お母さんの帰りを待つ間、うちのリビングのソファーでゲームをしていたあの少年が、まさか、まさか、日本代表となって、カタールの地に乗り込む‥‥。思いもしませんでしたけれども、本当におじさんは嬉しいです」とコメントしている。
日本代表は強豪国ひしめくグループEに入っており、「左サイドからドリブルで突破して、ぜひドイツ、コスタリカ、スペインから点をもぎ取ってほしいと思ってます! 悔いのない試合をしてください」と三笘の奮闘に期待する松重。最後は「疲れて帰ってきたら、またうちのリビングでゲームでもしてくださいね。お待ちしてます」「ソファーもゲームも新しいものを手に入れました」と、万全の体制での再会を呼びかけていた。
日本代表ドリブラーと、ベテラン名優との意外な交友関係について、松重は2020年11月放送のラジオ番組「奥田明日美のハッピーフロンターレ!」の中で詳しく言及。「昔ね、僕のマンションの隣の部屋に住んでいた男の子がいたんですけど、その男の子が小っちゃい頃、家の鍵が閉まってたので、『おばちゃんのとこ入れて』って、ウチに来て、お母さんが帰ってくるまで待ってたんですよ。待ってる間ね、『ゲームでもしてたら』っていって、うちのソファーでよくゲームしてた子がいたんですよ」と説明し、その少年が三笘だったのだ。
「20年11月時点では三笘はJリーグの川崎フロンターレ在籍でしたが、その後はベルギーのユニオンSGを経て、現在ではイングランドのブライトンに所属。カタール大会を前に、スペインメディア『Euro Sports』からは『(同組の)スペインを脅かす名手ミトマ』と報じられるなど、世界で注目されるプレイヤーにまで成長しています。そんなワールドクラスの選手が幼少期から松重と交流を持っていたというエピソードが明かされ、ネットには『こういう関係って素敵』『凄い話ですね』『ほっこりしました』などの反応が見られました」(テレビ誌ライター)
日本のW杯は11月23日のドイツ戦で幕を開ける。松重の熱いエールが三笘の活躍につながることを願いたい。
(木村慎吾)