俳優・小栗旬が主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第44話「審判の日」が11月20日に放送され、山本千尋演じる暗殺者・トウの失敗に驚きの声が寄せられた。
朝廷と鎌倉の橋渡し役として存在感の増す源仲章(生田斗真)の暗殺をトウに命じる義時(小栗)。しかし失敗して捕らえられるトウには、ネット上で「善児(梶原善)殺し以降、何一つ仕事成功してないんだよね」「こんなに討ち損じを視聴者全員が残念に思った回はないのでは」「暗殺者として師匠善児に一歩も二歩も及ばない感じだけど、本人の人生最大の復讐(善児暗殺)を終えた後だし“燃え尽き症候群”」といった感想があがった。
第33話では義時の命を受けた善児が、頼家(金子大地)をあと一歩まで追い詰めるも頼家の刀が善児を貫く。そこを弟子のトウが頼家を背後から突き刺し殺害。さらにトウは「父の敵!」と言って師匠である善児にトドメを刺すといった展開には衝撃が走った。
「第29話では、善児に育てられた孤児・トウとして、山本千尋が初登場。義時の前に現れ、華麗な身のこなしと見事な剣さばきを披露して、視聴者から驚愕の声が上がりました。山本自身も3歳から中国武術を習い、2010年から2012年までJOCジュニアオリンピックカップ武術太極拳大会では長拳、剣術、槍術の3種目で3連覇を達成するほどのスキルの持ち主。このまま終わらせるには惜しいキャラクターです」(女性誌記者)
ファンならずとも、さらなる活躍を見てみたい。
(窪田史朗)