芸能人が数多く通っていることで有名な堀越高等学校からAO入試で慶應大学の環境情報学部に合格した鈴木福。
今年9月29日の舞台「きっとこれもリハーサル」の開幕直前取材会で、演じる役柄が大学入試を辞めようとする設定だったことから進路について質問されると、「受験はする予定です。行く大学は秘密ですけど、合格したらどうかはわからないです。考えておきます」とコメントし、どこの大学を受験するのか注目されていた。
AO入試とは、大学の求める学生像(アドミッション・ポリシー)と出願者の人物像を照らし合わせて合否が決定される入試方法のこと。かつては「一芸入試」と呼ばれ、芸能人は大学の広告塔になり得ることから、芸能人は合格しやすい「芸能人枠」と呼ばれることもあった。
「現在でもAO入試は『芸能人枠』と呼ばれ、世間から非難の対象となっています。慶應大学といえば、2011年放送のドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)で鈴木と共演した芦田愛菜が、慶應義塾女子高等学校の3年生で、そのまま同大学に進むと言われています。芦田はAO入試制度のない中学受験で慶應義塾中等部に入ったことから、ネット上には『AO入試で慶應に入る鈴木福くんと中学受験で慶應中等部に合格した芦田愛菜ちゃんが同窓生になることに納得がいかない』『AO入試って呼び方をやめて“芸能人推薦枠”と正直に呼んでほしい』などと、芦田を上げて鈴木を下げる声が多く聞かれます」(女性誌記者)
大学側にしか合格した理由がわからないAO入試。福田の慶應大学合格報道で、なにやらモヤモヤする人が増えたようだ。