婦女暴行容疑で逮捕された高畑裕太容疑者。犯行を認める一方で計画性は否定しているが、実刑判決は免れないとする報道も少なくない。いずれにせよ短ければ判決確定後に、遅くても刑期満了で社会復帰することになるが、俳優業への復帰は絶望的と見られている。女性誌のライターが語る。
「今回の一件で高畑容疑者はすべての女性を敵に回しました。女性タレントで今後、高畑容疑者と共演してもいいと思う人がいるとは思えません。ましてや芸能人の娘を持つ親としては、高畑容疑者の復帰を許すことはできないでしょうね。それくらいこの手の犯罪は周りに及ぼす影響が大きいのです」
もちろん高畑容疑者の責任は重大だが、当の芸能界では今後、どのような対応が考えられるのだろうか。ベテランの芸能ライターがあの芸人のケースを例に説明する。
「極楽とんぼ・山本圭壱は2006年、未成年女性と不適切な行為に及び、吉本興業から解雇されました。ただ、この一件では被害者が告訴を取り下げたことで不起訴処分になっており、山本に前科はついていないのです。それでも芸能界復帰の壁は高く、吉本興業では解雇処分を撤回する様子を見せていませんし、7月30日には『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)にて10年ぶりのテレビ復帰を果たしたものの、視聴者からの抗議が殺到。今後の再出演はまったくの白紙です。それほどまでに女性が被害者となった犯罪には厳しい目が向けられているのです」
不起訴処分の山本でさえこの有様なのだから、実刑確実と言われる高畑容疑者の俳優復帰はほぼ不可能だろう。それでも俳優業にしがみつきたいなら、お笑いライブに活路を見出す山本のように自ら劇団を立ち上げるのが唯一の道かもしれない。
(白根麻子)