TBSは11月27日、来年1月スタートの連続ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」の主演を女優・広瀬すずが務めることを発表した。
同作は九州の片田舎で育った主人公・浅葱空豆が幼なじみの婚約者を追って上京。そこでアイドルグループ・King & Princeの永瀬廉演じる音楽家を目指す青年・海野音と衝撃的な出逢いを果たすことから始まるラブストーリー。脚本はラブストーリーの名手として知られる北川悦吏子氏が務める。
広瀬は発表に際し、コメントで「北川悦吏子さんの青春ラブストーリー、憧れしかありません。こんなにも贅沢な時間を、愛おしい時間を、体感出来るなんて。打ち合わせの時点で、空豆にピッタリとおっしゃってくださいました。うれしい、うれしいけど、あれ、私は北川さんから野生的に、猪に見えているの? と疑問を抱いたのは隠せませんが…!」と喜びを爆発させた。さらに「胸を張って全員を引きずり回せるよう、努めていきます! 言葉の紡ぎ方、交わした方、心トキメキます。是非お楽しみに!」と意気込みを語った。
しかし、ネット上では《北川悦吏子さんは確かにビッグネームではあるけれど、今となってはもう時代遅れって感じもします》《昔は王道でよかったけど、菅野&浜辺のドラマが本当にひどくてビックリしたのを覚えてる》《TBSは旬を過ぎた脚本家である北川悦吏子さんをどうして起用するのか》など北川氏への酷評の声が続出している。
「北川氏が手掛けた近年の作品には18年のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』や21年の『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)などがありますが、どちらも設定や物語の展開が物議を醸し、評価は賛否両論となりました。特に『半分、青い。』では北川氏自身が放送期間中にツイッターで逐一ドラマの内容や展開を説明し、時には神回予告も飛び出したことで“禁じ手”と批判する声もありました。
しかし、両作品とも北川氏は『既存のドラマの概念から抜け出す』ことを目標のひとつとしていたこともあって、賛否両論が出るのは致し方ない部分があったとの見方もあります。また、両作品とも恋愛描写においては高い評価もありました。ちなみに、今作でも北川氏はすでに11月28日にツイッターで『あー。8話は神回だ。自分で言うよ』と予告していました」(芸能記者)
今作は北川氏の真骨頂とも言えるラブストーリー。神回予告は期待できそう?
(柏原廉)