夏といえばキンキンに冷えた生ビールと枝豆が定番。居酒屋でも、「とりあえずビールと枝豆!」とオーダーする人も多いのではないだろうか。そんな何気ないひとコマにちょっと迫ってみよう。
アサヒグループホールディングスの青山ハッピー研究所が行った調査によると、夏のビールのお供に「枝豆」と「冷奴」のどちらを選ぶかという質問に、枝豆と答えた人は78.9%、冷奴と答えた人は21.1%という結果が現れた。
圧倒的に“枝豆優勢”とはなったが、その一方で冷奴もネギやショウガ、しょうゆや麺つゆなど、好みによって味付けが変えられる点、食欲がなくてもつるりと食べられる点などで高評価をつける人も多いようだ。
しかしながら、なぜ枝豆はそこまで人気なのか? そもそも枝豆はなぜアルコールと非常に相性がいいのだろうか。
その理由は、アルコール代謝を促すビタミンB1をはじめ、肝臓の働きを高めたり、負担を軽減したりする成分が含まれているため、二日酔いを予防できるといわれているから。
なんと「枝豆にビール」は、大いに根拠があったのだ。
とはいえ、枝豆にはプリン体が多いという点もご注意を。また、ついついパクパクと食べ過ぎると、塩分の取り過ぎにもなるのでほどほどに。そんなときはぜひ、冷奴も思い出してあげてくださいね。