8月21日に放送された「シューイチ」(日本テレビ系)の中で、ゲストに招かれた沢尻エリカが、過去に出演した番組での自分の態度の悪さを指摘され、司会の中山秀征に謝罪した。
事件は9年前、中山が司会を務めていた番組の生放送時に起こったもの。終始不機嫌な顔で、簡単な質問にすら答えなかった沢尻にスタジオは凍りついた。そしてその翌日、沢尻は映画の舞台挨拶で伝説の「別に…」発言をし、世間から大バッシングされることとなった。
しかし、放送事故とも言われた沢尻の失態は他番組でも取り上げられたことがあり、今回の放送でも中山は何度もしつこく掘り下げたため、沢尻は苦笑い。放送を観た沢尻ファンからは、「ヒデさんの昔の悪態いじりがしつこかった」「誰だって若いうちはトガってた時はあるのに」と、苦言を呈する声も。
中山と共演したことのある元タレントがこう語る。
「あるバラエティ番組の収録で、スタッフが中山さんに何度も誤ったセリフの指示を出したんです。するとにこやかにしていた中山さんは急に真顔になり、『は? それもう言ったよ』と冷たく言い放ち、まだカメラが回っているのに、『いるんですよねー、こういう間違った指示してくる人!』とチクリ。その後も何度かそのスタッフに向けてネチネチ文句を言っていました。自分の番組に泥を塗られた形になったので、沢尻さんのことも相当恨んでいたのかもしれませんね」
過去の女王様キャラはどこへやら、今やすっかり丸くなった沢尻だが、中山と共演するたびに過去の事件を持ち出されるのは少し気の毒な気もするが‥‥。
(佐藤ちひろ)