「オズワルドがさ~、なんだろうなあ、惜しかったな~。天才的にうまいんですよ漫才。ビックリするくらい。走って来たからかな、外から」
こう話したのは、12月18日に放送された「M‐1グランプリ2022」(テレビ朝日系)で初の審査員に臨んだ山田邦子。放送直後に行われたインタビューの模様が12月20日、YouTubeチャンネル〈デイリースポーツ【公式】〉で披露され、敗者復活からの復活で、4年連続4回目の決勝出場だった実力派コンビ・オズワルド(畠中悠、伊藤俊介)の決勝大会7位を回顧した。
「天才的な実力派コンビで人気も兼ね備えているといえば、和牛(水田信二、川西賢志郎)がその筆頭格。『M‐1』には15年から5年連続で出場。結果は、6位、準優勝、準優勝、準優勝、4位で、3度も準優勝しているのですが、優勝は1度もナシ。その中で、敗者復活から勝ち上がったのは、16年と19年の2度あり、16年は惜しくも準優勝といった気運の高まりを感じましたが、19年の4位は明らかにトーンダウン。番組直後の反省会で、『たぶん生まれ変わらないと優勝できない』(水田)、『今世では無理やなぁ』(川西)と口にしていました。過去に7位、5位、準優勝で今回が7位のオズワルドにも似た空気を感じますね」(芸能ライター)
オズワルドが敗者復活戦からの優勝となれば、サンドウィッチマン(07年)、トレンディエンジェル(15年)以来3度目の快挙だったが、「M‐1の女神」は微笑まなかったようだ。
(所ひで/YouTubeライター)