デスクワーク中やスマホ・タブレットを見ているタイミングなど、気付くと頻繁に“うつむき姿勢”になっていませんか?
うつむき姿勢は、首まわりの筋肉に負担をかけて首や肩の凝りの原因になるだけでなく、血行を滞らせて頭痛や全身の不調を招くことにもなりかねません。次のようなワンアクションで首まわりの負担を軽減させ、トラブルを回避しましょう。
■こまめに休憩する
デスクワークやスマホ・タブレットの使用時間が増えれば増えるほど、うつむき姿勢になる可能性やその持続時間が増えてしまいます。15~30分に1回は休憩を挟むことを意識して、うつむき姿勢に区切りをつけましょう。このとき、ゆっくり大きく首を回すようにすると、血流が促進されて首まわりのこわばった筋肉を緩めやすくなります。
■こまめに「上を向く」
うつむき姿勢はクセになりやすいので、何もしてなくても気付けば下ばかり見ていることになりがちです。そこで、視野が下に偏っていると感じたら、意識して上を向くようにしましょう。外出中はできるだけ上の方にある自然を探して楽しむようにするなど、ゲーム感覚で行うと続けやすいですよ。
■首まわりのマッサージをする
首まわりの倦怠感を覚えたときや1日の終わりには、マッサージをして血流を促進させるのもオススメです。メンテナンスが習慣になると首まわりの不調にも敏感になり、無意識にしているうつむき姿勢を正しやすくなります。筋肉をほぐすマッサージグッズを使用すると、より手軽に行うことができますよ。
集中力の低下や頭痛、首まわりの重さといった現象は、姿勢の悪さからくるものかもしれません。普段どの程度うつむき姿勢になっているのかをチェックするところからスタートして、首まわりの不調を予防・改善していきましょう。
(Nao Kiyota)