KinKi Kids・堂本剛が12月21日放送の「上田と女が吠える夜」(日本テレビ系)に出演し、綺麗好きで潔癖症な一面があることを語った。
この日のテーマは「お掃除好き男vsお掃除苦手な女」。剛は前者に該当し、ホテルに宿泊する際には、巨大な空気清浄機をわざわざ車で運んで持ち込むほどのこだわりようで、室内ではあらゆる場所の菌にも注意するという。
「目に見えないものって、僕のファンタジーが始まる」と語る剛は、靴であがるホテル室内の玄関ゾーンについて「めっちゃ雑菌だよなって思っちゃう」と表現。すぐに風呂に入って体をキレイにし、その後は「スリッパに着陸する。あれに着陸してしまえば、もうこの上は平和なんで」と足の踏み場にも配慮するようだ。
この一連の剛の振る舞いを、お笑いタレント・大久保佳代子は「今日ちょっとだけ嫌いになりました」と一蹴すると、2人は賞味期限切れの食べ物についてもバトルを展開した。
剛は「ちょっと怖くなる」と、ここでも食べ物の雑菌を恐れ、「それで、もしもなんか当たったりして、イベントあるのに(出られなくなる)とか。その理由が“賞味期限切れてるやつを食べて腹を壊してすみません”とかはちょっと‥‥」と、躊躇するワケを告白。これに大久保は「その気持ちで食べようとした時点で負けてる。“お腹壊したらどうしよう”って。壊すもんか、そんなわけねぇーだろって食べたら絶対壊さないから。気持ちだから」と“アブない持論”を述べ、テロップにも「個人の意見です」との警告が表示されていた。
「剛が見せた空気清浄機へのこだわりや食あたりに対する強い懸念は、いずれも喉を酷使する歌手としての高いプロ意識や、仕事柄多くの関係者を巻き込むことへの責任感が垣間見えると言えます。絶頂期にはあまりの多忙なスケジュールにより、『周りの期待に応えなければと必死に過ごして苦しんでいました』と語ったこともあり、周囲に迷惑をかけまいと、“万が一のリスク”にも気を付ける姿勢には、ネット上で『どれだけ大きなものを背負ってるかを自覚してるってこと』『堂本さんが体調不良で倒れたら社会的な影響が凄いから』『さすがのプロ意識ですね』などの反応が上がっていました」(テレビ誌ライター)
スター特有の危機察知能力が、生活習慣や衛生観念にも少なからず影響したのではないだろうか。
(木村慎吾)