昨年12月28日放送の「笑いの正体」(NHK)にVTR出演した博多大吉に納得の声があがっているようだ。
この番組は「笑いはどのようにして生まれるのか」を1つのテーマに沿って当事者インタビューで探っていくという内容。3回目となるこの日のテーマは「ツッコミ芸人」で、さまぁ~ず・三村マサカズ、博多華丸大吉・大吉、フットボールアワー・後藤輝基、バイきんぐ・小峠英二、銀シャリ・橋本直、ハリセンボン・近藤春菜、オズワルド・伊藤俊介らが、自身のツッコミ哲学を語った。
NHK朝の情報番組「あさイチ」でMCを務めている大吉は、「NHKの朝の顔としての心構え」を質問されると「炎上させないように、ですね」と言い、「人の話を普通に聞くこと」を大事にして、その人が誤解されてしまわないように言葉を足したり修正したり、フォローしていると説明。人の話を聞いて何か面白いことをトッピングしてさらに面白くすることができる、くりぃむしちゅー・上田晋也や麒麟・川島明、フット後藤らは達者であり、自身にそれはできないと謙虚な姿勢を見せた。
「大吉はほかにも、おぎやはぎ・矢作兼の“ツッコまないツッコミ”を見て、『遠慮なくいただきました。おぎやはぎの手法は』と明かし、『僕のツッコミの正体は、吉本のいろんな諸先輩方のツッコミを煮詰めた原液を矢作くんで割ってる感じです』と解説しています。後輩芸人に対しても惜しみなくリスペクトできる謙虚な姿勢を見るにつけ、NHKの朝の顔になるべくしてなったのだなと感心しました」(女性誌記者)
2023年も「あさイチ」で炎上騒動が起きぬよう、大吉にはしっかりと聞き耳を立ててもらいたいものだ。