スターならではの葛藤が?木村拓哉、「信長まつり」で死まで覚悟していたワケとは

 1月1日のスポーツ報知にて、俳優・木村拓哉が11月5~6日に岐阜県で開催された「ぎふ信長まつり」に参加した際の“覚悟”を振り返った。

 1月27日公開の映画「レジェンド&バタフライ」で織田信長役を演じた木村は、同作で共演した伊藤英明を引き連れ、同県岐阜市で騎馬武者行列に出演。国民的スーパースターを直接見られるチャンスとあって、同市の人口を超える46万人が集結したが、当の木村には大きな覚悟を伴うイベントだったという。

 木村は信長が49歳で「本能寺の変」で自害したのと同じ49歳で演じることになった点については偶然だとしながらも、別の奇縁を感じていた模様。

「昨年11月8日、442年ぶりに皆既月食と惑星食が同時に見られる非常に稀な天体ショーが発生しましたが、442年前といえば、ちょうど信長が栄華を極めた1580年。さらに『自分の家の家紋が(織田家と)一緒』という共通点を明かしつつ、『だからね、「ぎふ信長まつり」に参加させていただいた時、半分以上腹くくっていたんですよ』『何があってもいいように。あれだけ多くの人が一堂に会したら、何が起こるかわからない』と語っています」(芸能ライター)

 実際、同イベントの1週間前の10月29日には、韓国の梨泰院で群衆による圧死事故が起き、7月には安倍晋三元首相が街頭演説中に銃撃される事件があった。

 木村は、「信長まつり」の支度をしている時に「ああ、このさらしを巻いておけば、致命傷を免れるかもしれない」「いろいろなことが重なっているだけに、もしかしたらこの地で、この格好をしたまま‥‥ということは考えましたね」と述懐し、前代未聞の大型イベントを前に、信長と同じ49歳での死まで覚悟したという。

 結果、何事もなく、無事に終えることができた「信長まつり」ですが、木村が相当な気持ちで臨んでいたことが伝わり、ネット上では「顔が知られている有名人が、大衆の前に姿を現すってことはとてもリスクがある」「人気者ですがアンチも多いので、刺されるか撃たれるかの覚悟もしていたんでしょう」「なんで信長まつりで死を覚悟? 大袈裟な」などと様々な感想が溢れているが、まさに信長のように自らの信念を曲げずに突き進んできた木村には、常人の理解が及ばない葛藤があったようだ。

(木村慎吾)

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