妻夫木聡が主演を務める日曜劇場「Get Ready!」(TBS系)が1月8日にスタートし、初回の世帯平均視聴率は10.2%を記録した。
今作は、超人的な医療技術と認可されていない治療法を駆使し、法外な治療費を要求するもどんな手術でも請け負う正体不明の闇医者チームを軸に、人間の生きる意味を問いただすダーク医療エンタテインメント。
出演者は、妻夫木をはじめ、藤原竜也、松下奈緒、日向亘、鹿賀丈史、伊武雅刀、田中要次ら。
第1話は、特発性間質性肺炎で突然の余命宣告を受けた若き投資家・渋谷隆治(池松壮亮)がターゲット。しかし、渋谷がハゲタカファンドで多くの人を不幸にしたことから、執刀医である通称・エースの波佐間永介(妻夫木)は、手術をためらっていた。
視聴者の感想としては「オペ室も麻酔医なしでAIが管理し、医者の技術・薬品やIPSの再生臓器での移植手術など最先端医療なので高額な治療費になるのでしょう。未来はこんな医療になるのかなと思いながらも、共感できることがない」「配役が素敵なので期待してたのですが、はっきり言ってつまらない」「闇医者なのに自分の正義感振りかざして患者を翻弄するって、見ていて気分が悪くなった」など芳しくない。
「今作の放送前に、妻夫木が主演を務めた純粋で一直線な研修医を描いた『ブラックジャックによろしく』や、命の選別をしない救命医『TOKYO MER』が放送されたため、これらと比較して不快に感じる人もいたようです。また、波佐間らがマスクをかぶっているので『セリフが聞き辛い』という意見もあり、途中で脱落したという視聴者も散見されました」(テレビ誌ライター)
最終回に19.5%の高視聴率を記録した「TOKYO MER」を超えることができるか。今後の展開に期待したい。