加藤浩次が司会を務める人気トーク番組「人生最高レストラン」(TBS系)が1月7日に放送され、新年第1号客として俳優の笹野高史が登場した。
ハワイで購入したという色鮮やかなシャツに、加藤が「若いですね」と声掛けすると、若い頃から老け顔で「20代でおばあさんの役をやったことがある」と明かし、笑いを誘った。
また、2006年公開の映画「武士の一分」の撮影中、主演の木村拓哉に車を買い替えると話したら「年取ったら、派手なの乗らなきゃ」と言われ、シルバーから黄色に変えたことも明かし、出演者を驚かせた。
この日、何よりも盛り上がったのは、笹野が17歳年下の妻と結婚するまでの経緯だ。笹野の言葉の端々から漏れる仲のよさに加藤が感心すると「家内だけが友達かもしれませんね。本当の」としみじみ。劇団員の後輩だった妻を意識したのは、早着替えの手伝いをしてくれた時。その手際が素晴らしく、よく見たら「おっ、可愛い子だなと思って」劇団員がいる前で「一晩おじさんと付き合ってくれないか?」と口説いたそうだ。
「実は、笹野が一方的に好きだったのではなく、奥さんも笹野が好きだった。その理由は、早着替えの時、いちいち『ありがとう』と言ってくれた笹野を尊敬していたから。奥さんの中では、すでに結婚を考えていたのですが、笹野が煮え切らないため、劇団の座長に直訴して結婚に追い込んだ、というのが真相のようです」(芸能記者)
感謝の言葉で意中の人の心をつかんだ笹野を見習いたいものだ。