北川景子主演のドラマ「女神の教室~リーガル青春白書~」(フジテレビ系)が1月9日にスタートし、世帯平均視聴率10.5%を記録した。
本作は、リーガル&ロースクールエンターテインメント。
東京地方裁判所・裁判官の柊木雫(北川)は、効率よく案件をこなせずにいたことから、母校の青南大学法科大学院に派遣教員としての任を命じられる。その青南大学は、柊木の恩師・守宮清正(及川光博)が学長を務め、同僚の教員には、東大法学部在学中に司法試験に合格した藍井仁(山田裕貴)が生徒から 「メシア」「ゴッド」と崇拝されていた。藍井は、効率よく生徒を合格に導くことを信条としている。
法を司る者が、それぞれの価値観をぶつけ合いながら法曹界のあり方を問う物語となっていきそうだが、視聴者の感想は「今までの司法ドラマは、裁判でいかに勝訴するかとか謎解きだったけど、今回は司法試験を受ける学生達との成長がメイン。これからが楽しみ」「期待してなかったけど意外と面白かった。北川景子はいつも無口とか無表情な役が多いから、明るい感じがいい」など、概ね好評のようだ。
「ロースクールを描いたものが一般的ではないからでしょうが、東京地裁の裁判官に対して生徒たちがあまりにも軽んじた言動なのが気になりました。『柊に噛みつくたびに見苦しくて嫌悪感を覚えた』など、視聴者も“不快”と感じたようです。司法試験合格者の中でも裁判官は成績優秀な人。しかも、東京に配属されています。通常なら、生徒にとって“神”的存在なんですけどね」(週刊誌記者)
柊木が経済学部から法学部に転部した理由もこれから明らかになる。柊木を取り巻く人たちがどう変わっていくのか、楽しみにしたい。