習い事には、子どもに“させる”だけでなく、親子で“一緒に楽しむ”という方法があります。親が上手である必要はありません。挑戦したことのない分野に飛び込み、子どもと一緒に成長していくのも楽しいですよ。そこで、親子で楽しみやすいオススメの習い事を紹介していきましょう。
■スポーツ
水泳やバレエ、テニス、剣道など、興味のあるスポーツなら何でもOK。子どもクラスと大人クラスにそれぞれ通って成長し合い、休日などに一緒に自主練を楽しんではいかがでしょうか。お互いに未経験のスポーツに取り組めば、指導者として口を出すのではなく、高め合う仲間としてツラいことも楽しいこともシェアしながら励まし合って成長することができますよ。
■楽器
お互いに練習を重ねながら、同じ曲を練習して一緒に演奏したりパートに分かれて演奏したりして楽しむことができるのが楽器の習い事。同じ楽器でも違う楽器でも、それぞれのおもしろさを味わえます。
■ものづくりや書道
それぞれが自分らしい作品を創作して見せ合いたいという場合は、陶芸、アート、ロボット制作などのものづくりや書道はいかがでしょうか。自宅で手軽に取り組めるものも多いので、親子で過ごすおうち時間を充実させたい場合にもうってつけ。感性や自分らしさを認め合いながら磨いていくことができます。
■勉強や資格取得
英会話や英検、数検など、学びの分野で共通の趣味を持つのもよいでしょう。子どもと大人とで得意分野が異なれば、お互いに認め合い教え合って勉学に励むことができます。親が子どもに“やらせる”のではなく、お互いに楽しむスタイルにすることで、子どもも前向きに取り組みやすくなりますよ。
すでに得意な分野ではなく、未開拓の分野に挑戦すれば子どもと同じ目線で楽しむことができ、切磋琢磨しやすくなります。子どもの習い事を機に自分もレベルアップしていくつもりで、やってみたいと思っていた習い事に挑戦してみてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)