俳優・木村拓哉が1月22日放送の「日曜日の初耳学」(TBS系)にゲスト出演。伝説のヒットドラマ「ロングバケーション」と、人気バラエティ番組「SMAP×SMAP」(いずれもフジテレビ系)の放送スケジュールに複雑な思いがあったことを明かした。
「木村が振り返ったのは27年前の春。『ロンバケ』の第1話と、『スマスマ』の第1回放送日がまったく一緒だったことで、ドラマ終了後わずか3分のインターバルでバラエティが始まることに、当時は『たかが3分で、21時からやっていた世界観を全く違う世界観になられちゃうのって俺どうすればいいんだろうっていう風に、その当時は思ってました』『正直イヤだなって』と語り、納得がいかなかったようです」(テレビ誌ライター)
「ロンバケ」は木村が“視聴率男”と呼ばれるキッカケとなった出世作で、初回放送でいきなり30.6%の高視聴率を記録。「スマスマ」も第1回目の放送が22.4%と高視聴率で、その後のSMAP人気の火付け役となっただけに、木村の意外な告白に、ネット上では「視聴者としてはめちゃくちゃワクワクしてたんだけどな」「ロンバケとスマスマをセットで観られていたの今考えると凄く贅沢だったんだな」などと驚きの声があがった。
バラエティでの器用な立ち回りが強みだった中居正広や香取慎吾とは違い、役者に専念していた木村にはあまり気の進まない放送スケジュールだったというわけだ。
(木村慎吾)