菜々緒主演ドラマ「忍者に結婚は難しい」(フジテレビ系)の第4話が1月26日に放送され、世帯平均視聴率は6.0%と伸び悩んでいる。
物語は、互いを一般の人と信じて結婚した甲賀忍者の草刈蛍(菜々緒)と伊賀忍者の悟郎(鈴木伸之)を中心に展開。新婚当時の楽しさは消え失せ、蛍はだらしない悟郎に対し不満が爆発している。
そんなある日、敵対する組織から、それぞれに任務が課せられた。その真相を探るうちに、互いを忍者なのではと疑い始める─といった流れである。
既視感のあるストーリーながら、菜々緒と鈴木の忍者に「面白そう」と期待する声もあったが、視聴者の感想としては「スリルある話でも、かっこいいアクションでもないからつまらない。リズミカルにコミカルに面白くやったほうがよかったかな」「面白くないしテンポが悪いし、メリハリがない。がっかりです」など、残念な意見が目につく。
「この夫婦、ドラマ冒頭から険悪でした。それはそれで、リアル夫婦っぽくもあったのですが、話の流れからすれば、普段はめっちゃラブラブなのに、実は互いに疑心暗鬼にさいなまれている、という設定のほうが面白かったかもしれません。また、周辺人物がどこまで蛍と悟郎の姿を知っているのかも第4話で曖昧になりました。隠しているからこそのドタバタなのに、なんだか物語の軸がどこにあるのかわからなくなりました」(ドラマウオッチャー)
忍術で視聴率アップとはいかないようだ。