漫画家・北条司氏の同名作を原作とし、24年に日本初の実写映画としてNetflixで全世界独占配信される予定の「シティーハンター」。昨年12月に俳優の鈴木亮平が主演を務めることが発表されたが、ヒロインの槇村香役を女優・森田望智が務めることが1月31日、Netflixの公式サイトで明らかになった。
香は鈴木演じる主人公・冴羽リョウの相棒だった槇村秀幸の妹で、槇村の死によって新たな相棒となる。Netflixの公式サイトで公開された写真では、駅の伝言板の前で森田演じる香が持ち前の明るい笑顔を浮かべて立っている姿が見られる。森田は今回の出演のために自身のロングヘアをカット。キャリア初となるショートヘアで役柄に挑むという。
出演発表に際し、森田は「昭和の時代から、令和の今日この日まで、計り知れないほど沢山の方々の愛情が、深奥まで溶け込まれ続けているシティーハンター。そんな伝説の愛溢れる世界に槇村香さんとして立てること、心臓が跳ね上がるような緊張と、浮き立つような喜びを同時に日々噛み締めています」とコメント。ネット上でも《森田さんのショートカットのお姿、とてもいい雰囲気で、香のイメージと合っていると思う》《写真を見た感じでは槇村香と森田望智さんは私の中ではドンピシャにハマっています!》《ちょっとハンサムな男の子に見える感じも香っぽいですね》など期待の声が続出している。
「森田は19年に配信されたNetflixのドラマ『全裸監督』で一糸まとわぬ姿を披露して頭角を現しました。その後は21年のNHK朝ドラ『おかえりモネ』や22年のドラマ『妻、小学生になる。』(TBS系)など話題作にも出演し、高い演技力が評価されています。今作の主演・鈴木も演技巧者として知られていますから、2人の共演は相乗効果が期待できそうです」(芸能記者)
漫画の実写化は完成する前から配役について何かと批判が起きがちだが、今のところは死角なしと言えそうだ。
(柏原廉)