体も肌も、毎日の食事が材料になってつくられます。そのため、美肌づくり・維持には日々の食生活がとても重要です。「なぜか肌トラブルが起こりやすい……」と感じたら、食生活を見直すチャンスです。次のような肌トラブルを招きやすい食事習慣をしていませんか?
■食べ過ぎ・栄養不足
食べ過ぎも食べなさ過ぎも、美容と健康の大敵です。栄養不足では肌のターンオーバーがスムーズに行われにくくなりますし、食べ過ぎては胃腸に負担をかけて不調を起こしやすく、血色の悪さや肌のくすみの原因にもなります。栄養バランスが整いやすくなるよう、適量をコンスタントに食べるのが美肌の秘訣です。
■水分・脂質不足
水分が不足すれば潤いが生まれませんし、脂質は「摂り過ぎるとよくないから」とシャットダウンしては肌の弾力が失われやすくなります。水分も脂質も健康美には不可欠ですから、こまめに摂取しましょう。脂質は質を重視して、ナッツやアボカド、魚、ごま、オリーブオイル、えごま油、グレープシードオイルなどを選ぶようにするのがオススメですよ。
■脂っこい・味の濃い食事
揚げ物や味付けの濃い食事は、栄養バランスを整えにくく食べ過ぎの原因になることも。また、インスタント食品やお菓子ばかりを食べるのも、体内の活性化によくありません。薄味で素材の味を生かした料理を食べるように心がけることで、栄養バランスを整えやすく塩分や脂質の摂り過ぎを防ぎやすくなりますよ。
肌には体調が表れます。美肌を育てるには、健康的な生活が欠かせません。食事の改善に加え、適度な運動やストレス改善にも目を向けて、心身を労って美肌を実現してくださいね。
(Nao Kiyota)