今回は、常にモテ期を迎えているような、いしだ壱成さんについて占ってみたいと思います。
いしださんのホロスコープ(出生時の星の配置図)を見てまず浮かんだのが、「恋のハンター」という言葉です。いしださんは、太陽、水星、金星が射手座。太陽はその人の性格や人生、生き方などを象徴し、水星は思考パターンやコミュニケーション能力、対人面などを象徴。さらに、金星は愛の星であると同時に、男性にとっての女性像を意味するものです。そして、射手座は情熱的で一本気、夢中になったら周りが見えなくなるという特性をもちます。また、楽天的で、ときには自分を中心に周りが動いていると感じることも。
このように、「射手座的要素」が強化されているいしださんは、まさに恋のハンターそのものと言えそうですね。一目惚れから始まって、相手が振り向くまでがんがんアプローチするのでは? その猛アタックに耐えられる女性は、なかなかいないでしょう。いしださん本人も「絶対に振り向いてくれるはず」と成功を信じ切っているはずです。恋をしているときは相手のことしか眼中になく、いつでも本気の恋愛中。同時進行で、複数の愛を追いかけるタイプではなさそうです。
ただ、気になるのが乙女座に配置されている月。月はその人の感情やライフスタイル、好みなどを表す星です。それが、神経が細やかで気疲れしやすく、完璧主義の乙女座にあるのです。さらに、乙女座は自己評価があまり高くないことでも知られる星座。つまり、残念ながら恋が実らなかった場合、いしださんはとことん自虐的になってしまうのです。最近、18歳年下の彼女と破局した際に見せたいしださんの傷ついた様子は、決してポーズじゃないと思います。心の底から傷つき、「やっぱり僕はダメなんだ……」とひどく落ち込んでいるのではないでしょうか。とはいえ、射手座は切り替えの早さもピカイチなんですよ。何度フラれても、すぐに立ち直ってすぐに次の女性を探すことができるはずです。
ここで、いしださんの恋愛について、もう少し掘り下げてみましょう。いしださんの恋愛傾向や情熱のパターンを表す火星は、蠍座に配置されています。蠍座は、射手座と真逆で持続力が高いんですねー。打たれ強いというか、並外れてタフな精神力の持ち主なんです。たとえ絶望的な失恋を経験しても、必ず復活できる強さがある。しかも、どこか秘密めいているし、危険な香りと艶気も漂わせているので、刺激が欲しい女性はすぐにコロッと参ってしまうでしょう。
このように、射手座の太陽・水星・金星が与える情熱と楽観性、乙女座の月が与える繊細さと自虐性、蠍座の火星が与えるしぶとさが混在するいしださん。そのときどきで見え隠れする部分が違うという複雑さが、女性の興味をそそり、惹きつけているのかも。
いしださん自身は、健康美あふれる明るくてオープンな女性が好みのはず。そういう女性を見れば激しいアプローチ攻撃で落とし、2人の関係をすぐにペラペラしゃべってしまう傾向があります。人にバラしやすいところも、失恋のネックになっている可能性が大。
いしださんはおそらく、これからも「運命のパートナー」を探して、恋のハンティングを続けていくでしょう。そういう意味では、恋のハンターであり続けることこそが、いしださん本来の生き方なのかもしれませんね
(三田モニカ)
8月1日生まれ。獅子座。A型。占術家。アロマテラピーアドバイザー。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。占い情報誌の編集プロダクションを経て独立。西洋占星術、血液型診断、タロット等のロジックを応用した開運術を提唱。著書に「A型人間の頭の中」「B型人間の頭の中」(いずれも青志社)など。