浜崎あゆみが9月11日、2014年に結婚したアメリカ人医学生と離婚する意向をファンクラブ向けのブログにて明かした。アメリカ人と結婚した外国人は2年間限定のグリーンカード(永住権)を得ることができ、2年後には正式なグリーンカードに切り替える申請が可能となる。そのため今回の離婚を理由に偽装結婚を疑う声も出ているが、アメリカ在住歴を持つライターはその噂を一蹴する。
「グリーンカードを維持するにはアメリカ国内に住み続けている必要があります。一応は再入国許可証といった制度もあるものの、アメリカの移民局は偽装結婚に目を光らせており、テンポラリー(2年間限定)の間は長期出国を慎むべきというのが常識。浜崎のように何度も帰国している場合、アメリカ再入国時にグリーンカードを剥奪されたり、切り替え申請が却下される可能性が非常に高くなります。よって彼女の場合はそもそも、婚姻に伴うグリーンカードを取得していない可能性が高いと考えるべきです」
そもそもロサンゼルスに豪邸を構える浜崎は、グリーンカードのために偽装結婚する必要などないという指摘もある。現地事情に詳しいスポーツライターが語る。
「アメリカで活躍する日本人スポーツ選手やアーティストは『O-1ビザ』という芸能人ビザで活動しているケースが多いです。これは卓越した能力を有する者を対象に発行されるもので、浜崎ほどの著名人なら問題なく審査も通るでしょう。それ以外にも彼女ほどの資金力と知名度を持つ日本人であれば、アメリカのビザを取得することはさほど難しくありません。少なくてもグリーンカード目的に結婚するなんて考えられませんね」
どうやら今回の離婚が、偽装結婚の完了である可能性はほとんどなさそうだ。そんなことより、その医学生がどれくらいの財産分与を受けられるかのほうがよっぽど気になるところ。医者になる道を諦められるほどの財産をもらえたのか、ぜひ医学生クンには暴露話を期待したいところだ。
(白根麻子)