同じ会社で働く現役サラリーマン2人組のYouTuber、「けーさん」と「たろー」。「けーさん」こと上司の東峰慶之介と、「たろー」こと部下の富岡太郎のコンビから成るYouTubeチャンネル「けーさんとたろー」の登録者数は53万人にも及ぶ人気ぶり。ネットライターがその魅力を解説する。
「仕事中にクスリと笑える軽妙なドッキリを入れる動画が好評。例えば、たろーが打ち合わせと称してけーさんを連れ出すと、訪れた先が実はお寺。けーさんが『YouTubeの撮影かよ!』となるわけです。座禅を組み、そして住職から棒でめいっぱい肩を叩かれる顛末に。また、たろーがけーさんを焼肉の夕飯に誘うと、そこは『マッスルガールズ』なる格闘技経験者などの筋肉女子が働く飲食店で、なぜか筋トレマシーンに興じてみたり、おカネを払って頬にビンタを張られるといったサービスをけーさんが受け、笑いを誘いました。基本、上司が部下に仕掛けられる点が視聴者にウケているのだと思います」
もっとも、部下が上司にドッキリを仕掛けているうちは微笑ましいのだが、2月21日の回に出演したのは、お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介だった。
「企画としては大喜利対決を前提にして、井上が『何ですか』と言ったら撮影を強制終了しようと、たろーがけーさんにドッキリの悪だくみ。2分30秒あたりから井上とのコラボシーンとなり、井上が早々に『何ですか』と口にしてしまうことから、3分30秒あたりで強制終了。『井上とのコラボがわずか1分で草』『何ですかで暗転になるYouTube初めて見た』といった声が相次ぎました」(前出・ネットライター)
ちなみに、大喜利は予定通り行われ、近々、けーさんとたろーのサブチャンネルで公開される模様だ。
(所ひで/YouTubeライター)