歌手でタレントのGACKTが反マスク的な投稿をしたものの、すぐにそれを打ち消すようなコメントをして注目されている。
最初は2月17日のインスタグラムの投稿だった。「日本はやっとマスクがいらなくなるようだけどずっと付け続ける人…いるんだろうなぁ…」と、マスクをしている人をヤユするかのようなコメントを公開した。これに対してコメント欄には「それも(マスクをするのも)自由かと。それを批判するのだけは止めたいですね」「マスクをしている人を『おかしい』というような投稿は控えてほしいです」「ずっと付けていることがよくないような偏見はいかがなものかと」と、GACKTの反マスクを諌めるコメントが殺到した。中には、「臨機応変に対応しようと思います」と中立的な意見や、「早く外したくてウズウズしてます」と、肯定的な声もあるが、全体的には反マスクに否定的な意見が多い。
するとGACKTは3月4日に、「マスクをつける自由と外す自由 ごちゃごちゃ他人のことを言う必要はない 自分の好きな方を選べばいい 何が正しいとか間違ってるとかどうでもいいことだ」と発言。反マスクから中立へと立場を変えたようなのだ。
その翌日にも「『日本人なら当然わかるでしょ?』これは考えの押しつけ 『へぇ~そんな考え方もあるのかぁ』これが出来るようになれば相手を受け入れられる」と、マスク着脱問題についての見解とも思われるコメントを行った。わずか半月でマスクに対する立場を軟化させたのである。なぜGACKTは意見を変えたのか。週刊誌記者はこう予想する。
「最初の投稿の反響の大きさに驚いたのでしょう。GACKTのインスタグラムはファンがほとんどで、否定的な意見が書き込まれることはまずありませんでした。それがあんなに反論されたらGACKTも意見を変えるしかなかったはずです」
影響力が大きい有名人がマスクやワクチンなどのデリケートな問題について発言する際は、いらぬ炎上などを招かぬよう、十分な注意が必要とされるが、GACKTも今回、それを痛感したのかもしれない。