女優の吉岡里帆が3月5日、「おおさかシネマフェスティバル」の表彰式に出席。司会を務めた御年88歳のタレント・浜村淳に出身高校名をバラされるひと幕があった。
今年で47年目を迎える同イベント。吉岡は22年公開の映画「ハケンアニメ!」で主演女優賞を受賞し。表彰式に登壇したのだが、そこでいきなり浜村から「京都出身。(学校は)嵯峨野高校でしたっけ?」と問いかけられた。
吉岡は「高校バラしちゃうんですか!?」と言って驚きの表情を浮かべたものの、浜村がさらに「ボク、(同じ京都の)山城高校(出身)なんです」と続けると、吉岡は「通ってる友達いました」と地元ならではのトークが展開されたのだった。
「ほかにも、吉岡が撮影中の苦労話を語っていると浜村は突然、吉岡が京都の大学在学中に夜行バスで東京の養成所へ通っていたエピソードを紹介。吉岡は『(私のこと)メチャクチャ詳しいじゃないですか!』と驚いていましたね」(芸能記者)
しかし、ネット上では浜村に対する批判が続出。いわく、「浜村さんとしては京都の名門公立出身ですよね、という誉め言葉として使ったのだと思いますが、個人情報の保護が必要な時代としてちょっとそぐわなかったかもですね」「本人の口から母校の話をしたのならいいけど、他人が言うのはだめでしょ」「高齢者の危険運転に通じるものを感じます」といった具合。
「夜行バスのエピソードは吉岡自身がテレビで明かしていたので問題ないですが、出身校については本人から明かしていない以上触れるべきではなかったでしょうね。ただ、吉岡が京都府立嵯峨野高校出身だということはファンの間ではよく知られており、ウィキペディアの嵯峨野高校の項目にも『著名な出身者』として吉岡の名前があり、もう公然の秘密化しているようです」(前出・芸能記者)
必ずしもすべてが正確とは限らないと言われるウィキペディアだが、今回の件で、はからずも浜村が、吉岡本人を直撃してウラをとった形になったようだ。
(柏原廉)