嵐がグループ活動を休止して、3度目の春を迎えた。表舞台から姿を消した大野智を除く4人は、俳優業が絶好調だ。現在放送中の櫻井翔の主演ドラマ「大病院占拠」(日本テレビ系)は、いよいよ佳境で、同じ1月にスタートした松本潤主演の大河ドラマ「どうする家康」(NHK)も、視聴率、見逃し配信ともに好調。今春には、相葉雅紀の主演ドラマ「ひとりぼっち‐人と人をつなぐ愛の物語‐」(TBS系)が放送。秋には二宮和也の主演映画「アナログ」の公開を控え、嵐ブランドは衰え知らずだ。
活動中のメンバーでは、櫻井が最年長で1月に41歳となった。櫻井といえば、2月に第一子誕生を発表。グループでは相葉が昨年10月に第1子となる男児、二宮が同年11月に第2子となる女児が誕生していたことから、ジュニアが同級生になるミラクルが起こった。
櫻井と相葉は、21年9月28日に同時に結婚を電撃発表。グループの2人が同時結婚の発表は超異例。相手が一般女性であることも同じだ。昨年は、アサヒ飲料・三ツ矢サイダーのテレビCM「いいやまびこ」編で共演。グループでも特に多くペアショットを見せてきた。さらに、“下半身事情”まで同じなのだと言うのは、芸能ジャーナリスト。
「相葉は、17年の櫻井の誕生日から毎年アンダーウェアを贈っているのです。『何がほしい?』と聞かれた櫻井がアンダーウェアと言ったことで、20~30枚をセレクト。自分がはいて着心地がよかったものが中心で、現場で『あれ、おそろ?』と“アンダーウェアかぶり”がしょっちゅうあったのだとか」
ソロ活動に移行した最初の年(21年)の1月、相葉が発熱したため自宅で静養。櫻井は見舞いとして、フルーツなどを届けた。その返礼として、相葉はマネージャーを介してアンダーウェアを10枚ほど渡した。相葉によると、それは毎年恒例の「支給」だという。
「しかし、今年の誕生日は相葉に迷いが生じたそう。ここまで毎年同じだと、能がないと思われるのではないかと。一方では、相葉がほかのプレゼントにしてしまうと、櫻井の年に1度のチェンジを奪ってしまうことになり、2023年にはくものがなくなる。相葉は毎年1月が近づくと、悩んでしまうらしいです」(前出・芸能ジャーナリスト)
結果、今年もアンダーウェア支給で落ち着いた。かつてアラシック(嵐ファンの呼称)の間で2人は、「櫻葉」として親しまれていた。そんな名コンビは結婚、ジュニア誕生に加えて、アンダーウェア事情まで同じだったということだ。
(北村ともこ)