西岡徳馬、妊娠した愛娘女優が準備した「名前」に“抵抗感を抱いた”理由とは?

 俳優の西岡徳馬の末娘で女優の優妃が3月9日、自身のツイッターを更新。第一子を妊娠したことを明かした。

 優妃は手書きの文章で〈私事ですが、この度新しい命を授かりました。夫婦共々、毎日一生懸命に成長していく生命の神秘に感動を覚えながら、新しく家族を迎えられる大きな喜びを感じております〉と、新しい命を授かった感動を綴った。

 優妃の夫で俳優の杉山裕右もツイッターで報告。8月に出産予定であることを明かしている。ところが、

「おめでたい話ですが、優妃さんの父である西岡さんとの間に、ある問題が持ち上がっているというのです」(芸能誌ライター)

 優妃の妊娠を伝えた「サンケイスポーツ」によると、生まれてくる子供の名前について、西岡と優妃・杉山の間では意見の相違があるというのだ。

 検査の結果、性別について、生まれてくる赤ちゃんは男の子だと判明。優妃は名前について「神の贈り物を意味するギリシャ語“テオ”から取って、『輝』1字で『てお』と読ませたい」と語ったのだとか。

 一方で西岡は「颯汰朗(そうたろう)」はどうだ、画数もいい」と、優妃に提案したのだという。

 優妃が「父は出しゃばりなんですよ」と困惑する一方、西岡は「男の子なら古風な名前のほうがいいなあ」と考えているようなのだ。

「優妃さんが考えて準備した名前は、本来の読み方とは違う、いわゆる“キラキラネーム”と言えそうです。ただ、西岡さんとしては、そうした奇抜すぎる名前に抵抗感があるのでしょう」(前出・芸能誌ライター)

 世代間の名づけ方の違いが表れていると言えそうだが、ネットではどうやら西岡の案に賛成する声のほうが多そうだ。育児雑誌のライターが言う。

「キラキラネームは2000年代に入ってから増えてきましたが、そうした名前を付けられた子供たちも社会に出る年齢。名刺交換の場などで名前の読み方を説明しなければならないなど、苦労を強いられているケースも増えているようです。2月2日、法制審議会は、戸籍の氏名の読み仮名の振り方について基準を設ける戸籍法改正に向け、要綱案をまとめています。それによると、読み仮名は“一般に認められている”ものに限るとの規定を設けるべきだとし、漢字本来の意味からはずれた読み方をするキラキラネームには一定の制限を設ける内容となっています。子供の名づけ方は、親としても立ち止まって熟考すべきではないでしょうか」

 子供の名前には、親の思いや愛情が込められるものではあるが、子供の名前は親のものでも子供だけのものでもなく、子供が関わっていく社会全体のものではないだろうか。少なくとも、子供に将来恨まれないような名前がつけられるべきだろう。

(石見剣)

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