3月17日放送の「アナザースカイ」(日本テレビ系)に出演した斎藤工が、モデルとしてオーディションに落ち続けた過去を語ったことが注目されているようだ。
斎藤は15歳の時にモデル事務所「インディゴ」に所属。高校生時代に雑誌モデルの仕事を始め、春休みにはパリ、香港と単身で旅をするように。雑誌モデルの仕事を始めたのはその旅費が欲しかったから。高校卒業後はパリコレにも出演した経歴があるにもかかわらず、この日の放送では「(オーディションに)落ち続けたんですよね、何も仕事が決まらないっていう」とその頃を振り返った。
「当時のファッションの世界は、日本人というよりミックスの方たちのカルチャーのムーブメントの時代だったので、なんか居場所がここにはないなっていう気は漠然としてましたね」と、オーディションに落ち続けたことを自己分析。その後、「日本のモデル事務所と香港のモデル事務所が連動してくれた」ことで状況が変化。20歳時に公開となったデビュー映画「時の香り~リメンバー・ミー~」へとつながったことを明かした。
16日放送の「ぐるぐるナインティナイン2時間SP」(日本テレビ系)にも出演した斎藤は、過去の失恋体験を聞かれ「バチくそありますよ。そういう経験の傷が持ち越しで、かさぶたになってます」と返答。スタジオの笑いを誘っていた。
「番組前半部分では突然カメラに向かって指で目尻を下げ、鼻の穴を豚の鼻のように上に向け、唇の両端を思いきり広げるという、小学生のような変顔を披露。共演していた宮野真守からは『どうした、工くん!』、お笑いコンビ・見取り図の盛山晋太郎からは『説明して!』などと驚かれたことから、『(ゲストの)郷(ひろみ)さんのいろんなパフォーマンスを拝見して、(レギュラー出演者の)みなさんの大喜利のような流れを見て、このままだとただのスカした俳優だと‥‥このままだとヤバイと。ヒヤヒヤしてたんです』と、変顔をした理由を説明していましたが、こうしたことをやってしまうのが斎藤の魅力でもあり残念な所でもあると言えるのでは。ネット上には『あんな変顔をするような斎藤工ではなく“昼顔”の頃の斎藤工のままでいてほしかった』『“昼顔”でファンになった者としてはスカした俳優でいてほしかった』『斎藤工の女性ファンが減り男性ファンが増えた理由はスカした俳優ぶるのを止めたこと』といった声があがっていますからね」(女性誌記者)
2014年7月期放送のドラマ「昼顔」(フジテレビ系)で大ブレイクを果たした斎藤。「昼顔」から「変顔」へ。ミーハーなファンが淘汰された今、斎藤自身は生きやすくなったのではないだろうか。