KinKi Kidsの堂本剛が来年公開の「銀魂」で、12年ぶりに銀幕にカムバックすることが9月18日、わかった。実写不可能と言われてきた同名漫画を映画化したもので、主人公の銀時を小栗旬が演じることを発表したところ、漫画ファンから拒否反応が飛び出したことでも知られる。堂本が演じるのは、キザでクールな剣術の達人・高杉晋助役。メガホンをとった福田雄一監督とは、ドラマ「33分探偵」(フジテレビ系)などでタッグを組むなど気心の知れた仲だ。
「舞台『花影の花 -大石内蔵助の妻-』以来21年ぶりの殺陣、映画『ファンタスティポ』以来12年ぶりのスクリーン復帰となります。身長166センチの堂本が184センチの小栗のライバル役とはいささかピンと来ませんが、小栗と堂本の対決シーンには、小栗のアイデアでわざわざ韓国のアクション演出チームが呼び寄せられるなど、気合いの入った見せ場となっている。堂本は潔癖症で極度の神経質なうえに人見知り。初対面の相手とは話ができず、打ちとけることもままならないため、新規の仕事が大の苦手。美容師と話したくないため自分で髪をカットしたり、歯医者に行ったストレスで虫歯になってしまうほど繊細だ。今回も福田監督だから引き受けたのでしょう」(芸能記者)
SMAPの解散、KAT-TUNの活動休止など所属事務所の収入が激減する一大事。屋台骨が揺らぐようなことがあっては大変と柄にもなく一肌脱いだのだとか。
「1日10時間の睡眠が必要で、家に引きこもるのが一番好きな堂本には文字通りつらい日々だったようで、撮影が終わってもなおSMAPへのボヤキが止まらないそうです」(映画ライター)
これで、映画が大コケした日には、目もあてられないが、さて‥‥。
(塩勢知央)