みなさんは、普段からどんな夫婦の会話を心がけていますか? 夫婦間のコミュニケーションって難しいものですが、「話すことといえば子どものことばかりで、他に話題がない……」なんてケースもあるでしょう。そこで、夫婦の会話について考えていきましょう。
少し前の調査になりますが、2015年にドゥ・ハウスが未就学の子どもを持つ20~60代の男女を対象に『夫婦の会話に関するアンケート調査』を実施したところ、女性の回答で「夫婦間の会話で多かった内容」ベスト5は、1位から「子どものこと」「自分のこと」「休日・レジャー」「パートナーのこと」「ニュース・時事」の順でした。やはり、子どもの話は多いようですね。また、妻自身のことや休日・レジャーについても多いことが分かりました。
コミュニケーションのスペシャリストである野口敏さんの著書「誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方」(すばる舎刊)によると、夫婦の会話に結果や意味を求めてはいけないそうです。必要なのは「感情の交流だけ」なんだとか。ただ気持ちを送り、相手の気持ちを受け取る。それだけでいいそうですよ。
例えば、「雨が降るかもしれないねー」「困るねー」というだけでも立派な会話。感情をやりとりできればOKなんだとか。そう考えると、会話って意外と難しくないですね。夫との会話に困っているなら、ぜひ試してみてくださいね。