あなたは、愛したい人? 愛されたい人? もちろん両方なのがいちばんですが、世間的には「愛される結婚のほうが幸せ」とよくいわれますよね。
確かに、人は愛されているという安心感から“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンが出て、穏やかで健やかに過ごせるという説もあります。そして、愛されて満たされているから、日常生活では仕事や趣味や家庭のことに没頭できるのかもしれません。いつまでもドキドキと激しい恋をしていると、なかなか日々のやるべきことに没頭できませんからね。
そんな穏やかな結婚生活を望むのであれば、あまり仕事ができない男性と結婚するほうがいいかもしれません。仕事をバリバリこなす男性はテストステロンという男性ホルモンの分泌が多いので恋愛パワーも強く、このタイプの男性は不貞をする可能性が高いのです。
仕事ができない人というとマイナスイメージがあるかもしれませんが、“仕事をあまり重視していない人”と考えてもいいかもしれませんね。能力はあるけれど、仕事をガンガンやって人の上に立ちたい、お金持ちになりたいなどの願望がない人なら、穏やかな結婚生活を営みやすいタイプといえるでしょう。
そういう意味を含めて、男性が結婚に向いているかどうかをチェックするポイントを挙げてみました。ぜひ参考にしてくださいね。
□起業家ではない/会社でトップを目指していない/高収入ではない/トップ層ではない公務員/収入にこだわらない自営業/家事スキルが高い/服装にこだわらない/グルメではない/SNSを駆使していない/ギャンブルをしない/お金のかかる趣味はない/そこそこ貯金はある
いかがでしょうか? あなたの周囲にこのような男性がいたら、ぜひ一度はデートをしてみてください。その男性の性格が明るくて、そこそこ友だちもいて、家族と仲良くしていて借金がないなら、これはもう穏やかな結婚生活が見えますね。
その分、もしかしたら専業主婦にはなれないかもしれません。あなたも働きながら、一緒に家庭を支えていくのかもしれません。でも、収入や地位など、なんでもかんでも“高ければ”いいわけじゃないのです。結婚には、いろんな選択肢があると思いますよ。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCとしても活躍中。