3月31日に最終回を迎えたNHK朝ドラ「舞いあがれ!」の本編終了直後、とんでもない事件が起きた。「舞いあがれ!」からバトンタッチして4月3日からスタートする「らんまん」で主役の槙野万太郎を演じる神木隆之介とその妻・寿恵子を演じる浜辺美波が番宣VTRで登場。天真らんまんなキャラクター・万太郎を演じる神木は、登場するなりハイテンションで「福原さん、過酷な半年間お疲れさまでした!」と労いの言葉をかけたのだが、これに驚いたのは視聴者だけでなく、「あさイチ」(NHK)でドラマ受けをする博多華丸大吉、鈴木奈穂子アナも同様だったようだ。
「舞いあがれ!」の最終回では、舞(福原遥)が「ばんば」こと祥子(高畑淳子)を車いすごと乗せて空飛ぶクルマ「かささぎ」を運転。五島列島の上空を飛ぶ中、これまでの半年間に描かれた印象的なシーンが回想として挟み込まれた感動的なラストシーンだったので、多くの視聴者がその余韻に浸ろうとしていたと思われる。ところがそれを「らんまん」で主演する神木が遮断したのだ。
「ツイッター上には『らんまん』公式ツイートとして、問題の動画が公開されていますが、この動画だけを見れば何もおかしなところはありません。しかし『あさイチ』で大吉が指摘していたように、せっかく『舞いあがれ!』で味わっていた感動を『最後の神木さんで全部かき消された』と感じた人は多かったのでは。鈴木アナも泣き笑いしながら『すごいグッと来てたんだけど“過酷なんだ”って』と、神木の福原に対する労いの言葉のインパクトを指摘。さらに大吉は『“過酷な半年間、お疲れさまでした!”ってあれだけおっしゃるってことは、神木さん今、過酷なのかなっていう心配がね。ビックリしました』と素直に戸惑いを言葉にしていました」(テレビ誌ライター)
感動的な「舞いあがれ!」最終回の余韻をかき消した神木。ぜひとも「らんまん」で挽回してほしいものだ。