子どもがスマートフォンを持つ時代。でも、親としては、子どもがSNSを使うことで人の悪口を書き込んだり個人情報を漏洩させたり誘い出しにあったりというニュースを聞くことも多く、不安は大きいですよね。そこで、そんな不安を解消してくれる2つのサービスを紹介しましょう。
■見守り・保護者管理機能を備えた子ども向けSNS「myFirst Circle」
子ども向けIOT機器を販売するmyFirst.techの日本法人Oaxis Japanが、2023年3月29日に子ども向けSNSアプリ「myFirst Circle(マイファーストサークル) 」を発表しました。
myFirst Circleには、位置情報取得機能、ビデオ通話、チャット機能などが搭載されており、保護者が任意で不適切な投稿を制限したり、投稿するときに決めたカテゴリーの人にのみ閲覧権限を付与したりできるのだとか。これなら親も安心できますね。
同時に発表された子ども向けの腕時計型スマートフォン「myFirst Fone S3(マイファーストフォン S3)」には、基本的な通話機能の他、音楽プレイヤーやアニメーションエディターなどが搭載されています。緊急ボタンを5秒ほど長押しすることで保護者アカウントにアラートが届く機能もあるので、安心して子どもに持たせられそうです。
■子供の作品を親子でシェアできる「SNSフォーキッズ」
12歳以下の子ども向けSNSアプリサービス「SNSフォーキッズ」は、子どもの作品を親子で投稿してシェアできるSNS。FacebookやInstagram、TikTok、Twitterなどは利用規約上13歳以上しか使えませんが、これは12歳以下でも使えるというからうれしいですね。
イラスト・絵やブロック、昆虫植物観察、自由研究、折り紙、歌、漫画、プログラミングなど、子どもが創作したものをショート動画で投稿し、コメントし合うことで子どもの創造性を育むことができるそう。
登録する氏名はニックネームですし、プロフィール写真には子どもの顔写真ではなくアバターを使えるので、個人情報漏洩の心配もありません。また、誹謗中傷やいじめにつながらないよう、NGワードを設定しているとか。さらに、投稿の公開前に親が確認できる設定や利用時間の制限など、ペアレンタルコントロール機能も用意されているそうです。
子どもがSNSに興味を持ったなら、これらのサービスを使わせてあげれば親も安心できるかもしれませんね。ぜひ試してみてください。