面倒な仕事や難しい仕事って、ついつい後回しにしてしまいますよね。締め切りが近付いて「ヤバい!」と思い、ようやく手をつけるという人もいるでしょう。または、先延ばしする癖がついてしまっていて、「間に合わずに取り返しのつかないことになった……」という人もいるかもしれません。
ビジネスコーチであるマーク・フォースターさんの著書「仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則・完全版」(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)によると、ある行動が他の行動より難しいと感じたときに人は抵抗感を覚えるそうで、その結果として逃げれば逃げるほど抵抗感は大きくなるという法則があり、だから仕事を先送りすればするほどさらに取り掛かりにくくなるのだとか。
でも、面倒な仕事や難しい仕事にとりかかりさえすれば中断することにも抵抗を感じるようになり、逆に仕事を続けるのが楽になるのだそう。つまり、抵抗感が大きくなる前に行動すること、それを考慮したスケジューリングなり仕組みなりを作ることができれば、先延ばしの癖も改善できるのかもしれませんね。