大活躍を続ける女優・橋本環奈。今年は「湯道」、「映画ネメシス 黄金螺旋の謎」と、すでに2本の映画に出演。4月18日スタートのドラマ「王様に捧ぐ薬指」(TBS系)で主役を務め、CM契約中の企業は10社を超える。昨年末の「NHK紅白歌合戦」では紅組司会に大抜擢。前日のインタビューで橋本は「緊張はしていないですね」と言い放ち、その通り、堂々たる本番での仕切りを披露した。ともに司会を務めた大泉洋が「環奈ちゃんの落ち着きは異常。横にいたけどもうちょっと緊張したらどうかと思った」と驚き、笑いを誘うほどだった。
しかし、そんな橋本でも緊張してしまうものがあった。「始球式」だ。
3月31日、橋本は東京ドームで行われた巨人の開幕戦で始球式を務めた。その舞台裏を巨人軍の公式YouTubeチャンネル「読売ジャイアンツ」が4月3日に配信している。
試合前の巨人・原辰徳監督に挨拶に赴いた橋本は、「私は今日を楽しみに、今年、仕事を頑張ってたので」と思いのたけを明かしていた。
「もともと2020年、開幕戦での始球式が予定されていた橋本ですが、コロナ禍により、話がお流れに。そして3年後にやっと実現したので、喜びもひとしおでしょう。加えて、橋本は家族ぐるみで原監督のファン。紅白の司会で国民を前にしても緊張しなかったのに、『始球式は何回やっても緊張するので』と語ったのは、原監督を前にいいところを見せたいとの欲が出たからじゃないでしょうか」(芸能ライター)
結果、橋本の投げたボールはキャッチャーミット…ではなく、バッターの遥か後方でバウンドしたのだった。
(所ひで/YouTubeライター)