唐沢寿明、「オーディションで全部役を持っていかれた俳優」の名前に驚きの声続々

 4月23日スタートのドラマ「フィクサー」(WOWOW)で主役の謎のフィクサー・設楽拳一を演じる唐沢寿明が明かした「若かりし日のエピソード」に驚きの声があがっている。

 唐沢は、役者になりたくて16歳の時に東映アクションクラブ4期生として入所。高校は2年で中退し、刑事ドラマのエキストラや「仮面ライダー」シリーズの敵役スーツアクターとして活動するも、「ここでは役者になれない」と同僚に吐露したことがきっかけで同クラブを解雇され、ショーパブなどさまざまなバイトをしていた苦労人だ。

 1987年、24歳の時にミュージカル「ボーイズレビュー・ステイゴールド」のオーディションに合格。これを機に橋爪功の最初の妻で元タカラジェンヌ・高岡奈千子が社長を務める芸能事務所に所属した。翌88年下半期放送のNHK朝ドラ「純ちゃんの応援歌」で妻の山口智子と初共演。山口と同じ大手事務所「研音」に移籍して現在へと至っている。

 そんな唐沢がラジオ番組「要潤のMagic Hour」(TBSラジオ)にゲスト出演したのは4月1日放送回。80年代後半に参加していたオーディションを振り返り、「当時は竹内くんが全部役を持ってっちゃったぐらい」と明かしたのだが、この「竹内くん」が誰のことだかおわかりだろうか。なんと現在は「Vシネの帝王」の異名を持つ、竹内力のことなのだ。唐沢いわく当時の竹内は「すごい二の線だったんだよ。シュッとしてて、背が高くてカッコよかった」のだという。

「この事実は若い層のネット民に衝撃を与えたようですね。現在の竹内はビジュアルに迫力があるため、端正な顔立ちであることを忘れてしまいがちですが、1986年公開の映画『彼のオートバイ、彼女の島』でデビューした竹内は、とにかく爽やか。その容姿の美しさから正統派二枚目キャラや御曹司役にキャスティングされることが多かったんですが、竹内の素顔とかけ離れていたことから、『難波金融伝・ミナミの帝王』『仁義』シリーズといったコワモテキャラを演じるためVシネマに主戦場をチェンジ。その判断は正しかったと言えるでしょう」(女性誌記者)

 唐沢と竹内。意外な接点とエピソードに驚くばかりだ。

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