「キレイの先生」編集部の山田です。
最近、通勤の電車内で手の甲のある場所を押しています。きっと周りの人はだれも気付いていないでしょう。
たったそれだけで肌トラブルに良いというのです。
鍼灸師の先生に、ツボについて取材させていただいたので、そのことについて簡単にご紹介します。
ツボは東洋医学の考え方で、数千年の歴史があり、経験の積み重ねから生まれた「経験医学」といえます。
人の身体には、「気・血・水」の通り道の経絡(けいらく)があり、それが体表に出ている場所を経穴(けいけつ)、つまりツボといいます。
ツボに刺激を与えることで、経絡を通じて臓器にアプローチできるとされています。
そして、肌トラブルに良いとされているのが、手の甲にある「合谷(ごうこく)」というツボなのです。これは、東洋医学の古い文献にも、「美肌に良いツボ」として記されています。
合谷は、人差し指の骨のきわを(腕の方に)下っていき、親指の骨と交差するところのくぼみにあります。そこを軽く押すと、イタ気持ちいい感覚があると思います。
合谷の押し方にはポイントがあって、親指で「人差し指の骨のきわ」の方に押し上げるようにして刺激を与えます。
ここを押すだけで、肌トラブルに良いというのです。他にも、目の疲れなどにも効果があるそうです。
手の甲を押すだけなら、どこでも行えることですね。
ちょっとした空き時間に、合谷を押すだけで、立派な美容法になりますよ。
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