北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイルを発射し、テレビ各局がJアラート(全国瞬時警報システム)に関する緊急ニュースを放送した4月13日。ツイッター上にその関連ワードが続々とトレンド入りする中、無関係の「ルートビア」なる言葉がトレンド入りした。そのワケは、同日放送の「ラヴィット!」(TBS系)。オープニングでギャル曽根が「決着をつけたいこと」として「(沖縄「A&W」の)ルートビアの味がおいしいかどうか決着をつけたい」とコメントしたことにある。
ギャル曽根の夫は沖縄出身で、帰省すると必ず沖縄ならではのファストフード店「A&W」に行き、現地の人気清涼飲料・ルートビアを、「毎回飲むんですよ」と明かし、「これを飲みに沖縄に帰るっていうぐらい大好き」と続けた。しかしギャル曽根は「味やにおいが独特で湿布みたいな味がする。私には合わない」と言い切ったのである。
そこでこの日は、出演者に「ルートビア」を飲んでもらいジャッジすることに。また、メーカー側が番組に対し「正直なコメントを述べてもらって構わない」と理解ある対応をしてくれたことが説明され、MCの麒麟・川島明から「正直にいきましょう」と出演者たちに声がかけられるシーンもあった。
結果は「おいしい」が7名、「おいしくない」が2名。ギャル曽根は「無礼を働いた」として、座っていた椅子に電流が流される罰ゲームを受け、大声で叫ぶことになるも、最後まで「だっておいしくないんだもん」と自身の味覚を主張し続けたのだ。
「ネット上では、ギャル曽根のウソのない態度とメーカー側の懐の深さに拍手が贈られました。もともとA&Wルートビアは“薬”として開発された経緯があります。『ビア』とついていても酒ではなく、12種類以上のハーブが入った清涼飲料水ですが、確かに独特な香りがするんです」(女性誌記者)
「ギャル曽根にも食に関する苦手があったんだな」「ギャル曽根の正直さに好感しかない。ルートビアを湿布の味といったギャル曽根に共感」「メーカーもかなり太っ腹だよね。“おいしくないって言ってもいい”ってスゴイ」といったネット上の声に思わず納得だ。