これくらい、大目に見てくれたっていいじゃん! そんな嘆きが交わされているようだ。
ツイッター社では4月20日、著名人や公共性の高さを示す青い認証バッジを一斉に取りやめていた。認証バッジの付与を有料サービスの「Twitter Blue」の契約者に限定する方針変更を施したからだが、あまりに不評だったからなのか、4月24日ごろから一部の著名人で認証バッジが復活している。
認証の基準は明示されていないものの、どうやら「フォロワー100万人」がひとつの目安になっているようだ。その基準があまりにも厳格に適用されているとして、不満を漏らすファンが続出しているという。
「分かりやすいのが女性声優のケースです。フォロワーが100万人を超えている竹達彩奈や三森すずこ、南條愛乃らのツイッターには認証バッジが付いているのに対し、99.1万人の内田真礼や96.2万人の花澤香菜には付いていませんからね。知名度や人気度が考慮されるなら内田や花澤に認証バッジが付かないはずもなく、安易な基準分けには疑問の声があがっています」(芸能ライター)
ちなみにインスタグラムで内田や花澤は、女性声優のなかでもトップクラスのフォロワーを獲得している。もちろんサービスが違えば扱いが違うのは当然のこととはいえ、ファンとしては納得できないのも無理のないところだろう。
その一方で、厳格なはずの基準が実は曖昧なのではないかと、ファンが怪しむ現象も発生しているという。
「フォロワーが100万人を超えている悠木碧(102.8万人)が、未だに認証バッジを獲得していないのです。決して昨日や今日に100万人を超えたわけではなく、少なくても3月の時点ではすでに突破していました。こうなってくると『100万人が基準』という説も怪しくなってきます」(前出・芸能ライター)
なお、認証バッジの取得には「登録されている電話番号が認証されていること」といった要件があるという。そのため悠木のアカウントで電話番号認証が行われていない可能性も否定できない。ともあれ認証バッジ付与の不透明さは、方針変更後も解決していないようだ。