ユーチューブの動画再生回数2000万回超えを記録した“ピコ太郎”。パンチパーマにサングラス、派手なヒョウ柄の衣裳に身を包み、ピコピコサウンドと単純な振り付けで「ペンパイナッポーアッポーペン」と歌うだけという独特な世界観の動画だが、ジャスティン・ビーバーが「これが今、最高に面白い」とツイッターでつぶやいたことがきっかけで、世界中で大人気になり、ピコ太郎をマネた動画をアップするファンも増えている。
「ユーチューブで火がつき、『ワイドナショー』や『とくダネ!』(ともにフジテレビ系)などのワイドショーで動画がたびたび紹介され、“ピコ太郎”という名前だけで『正体はわかっていません』と謎扱いにされていましたが、誰がどう見ても古坂大魔王であることは一目瞭然。そして10月2日放送のラジオ番組『土田晃之 日曜のへそ』(ニッポン放送)で、お笑い芸人の土田晃之がその正体に触れたのです」(週刊誌記者)
土田はこの動画について取り上げ、ピコ太郎=古坂大魔王だと明かしたうえで、「すごいことになってるなー」とコメントしている。
「土田は、スポーツ新聞に“扮した”と書いてはあるものの本人だとは断定していなかったんので、本人に確認したと言っていました。古坂大魔王はもともとトリオのお笑いグループとして活動し、その後、音楽活動に移行、現在は再びお笑い芸人として活動しています。独特の音楽観と、思わず笑いを誘うこの空気感はまさに音楽、お笑いの両方のシーンで活動してきた古坂大魔王ならではのネタでしょうね」(芸能ライター)
言語の垣根だけでなく、文化の違いや環境で笑いの閾値には違いがあるものだが、そんな垣根もものともせず、世界を笑いの渦にまきこんでしまったとは、実は天才か!?
(伊藤その子)