タレントでミュージシャンのDAIGOが「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)に出演した去る5月30日放送回。妻で女優の北川景子の「天然エピソード」を紹介した。
番組では、「子供たちの未来を考える教育熱心なパパママ大集合SP」として、DAIGOはじめ、アグネス・チャン、藤本美貴など子持ち芸能人たちが集合。トークの中で「子供の叱り方」についての話題となると、DAIGOは「ボクが怒れないから、妻が結構怒ってて」と、まずは妻の北川が子供を叱る役を担っていると明かした。
そこから、「“これだ!”っていうのをちゃんと説明して怒ると“効くな”っていうのがあって」と切り出しつつ、現在2歳の娘が北川の顔を叩いた時のエピソードをこう披露した。
「うちの妻、メガネ、普段はかけてて、『コラ!』って言って怒ったんですよ。まあ、そりゃ怒るよなって。そしたら妻が『メガネの上からはダメ!』って言ったんですよ。あ、そっちなんだ…って」
叩いたことそれ自体を咎めるのではなく、「メガネの上から」がダメ…そんな、怒りのポイントのズレっぷりにスタジオが笑いに包まれたのである。
MCの明石家さんまも「メガネなしなら(叩いて)いいのか」と笑うと、DAIGOは「そう思っちゃうんですけど、メガネの上から叩かないようになったので」と“効果はあった”ことを明かした。夫も夫という気がしないでもないが、
「北川はその印象からしっかりしていると思われがちですが、中身はなかなかの天然キャラ。過去には、タモリに健康にいいとされるコーン茶を激推ししたにもかかわらず、次に会った時には『今はもう続けていない』とあっさりと対応し、タモリを呆れさせてました。また、自動車の免許を取得したばかりの頃、車で近所のTSUTAYAに行こうとしたそうなんですが、5分ほどの距離で、しかも直線コースで行ける場所にあったのに、ナビの指示で高速道路に乗り、最終的に埼玉の川越まで行ってしまったとか。自身の代表作である03年のドラマ版『美少女戦士セーラームーン』(CBC)のオーディションでは、一芸披露の場に芋と彫刻刀を持参して、その場で芋版を作ったそうです」(芸能記者)
とはいえ、何事にも動じないオーラも感じられ、その鷹揚さは見事なもの。子育ても持ち前の度胸のよさで乗り切っていけそうだ。
(柏原廉)