お笑いコンビ・オードリーの若林正恭と南海キャンディーズの山里亮太の半生を描く放送中のドラマ「だが、情熱はある」(日本テレビ系)で、オードリーの春日俊彰を演じている戸塚純貴。春日といえばピンクのベストの七三分けにしたヘアスタイルがトレードマークだが、6月4日放送の第9話でやっとその2つのトレードマークを戸塚は入手。2008年の「M‐1グランプリ」(テレビ朝日系)敗者復活戦の様子が描かれた。
渡辺正行(渡辺が本人役で出演)に褒められたことをきっかけに勢いに乗るオードリーと、しずちゃんこと山崎静代(富田望生)の映画「フラガール」出演がきっかけで険悪な状態となった南海キャンディーズが、ついに対峙することになった。ネット上ではオードリーが披露した「ズレ漫才」に称賛の声があがっている。
「戸塚はこれまで春日のトレードマークを身につけることなく、春日とはまったく違った体格、声質にもかかわらず“存在が春日”だと言われていましたが、トレードマークを手にしたとたん、その存在感は“春日そのもの”に。ネット上にはズレ漫才を演じる戸塚演じる春日に『なんか涙出てきた』とつぶやく人まで出現。その気持ちが『わかる』とする人も続出しているんです」(女性誌記者)
この日の視聴率は4.0%と数字としては芳しくないが、役者陣の演技力、表現力、憑依力を見たことがない人はぜひ1度視聴してみることをおススメしたい。必ず心が動かされるはずだ。