そろそろ紫外線の強さを肌で感じる季節が近づいてきました。「この時期は何だか“肌の透明感”がなくなってくる……」と感じていませんか?
実際、パナソニックが20~40代の女性500名を対象に行った『夏の肌の透明感』をテーマにした意識調査では、8割近くが「夏は肌の透明感が失われやすいタイミング」であることを自覚していることが分かったそうです。
なぜ、夏になると肌の透明感が失われるように思うのでしょうか。美容のスペシャリストである松倉クリニック代官山院長の貴子さんによれば、その原因のひとつが角質層に溜まったメラニンの影響なんだとか。
「夏場は紫外線量が1年で最も多い時期ですが、紫外線を多く浴びると過剰にメラニンが生成され、ターンオーバーで排出されないメラニンが角質層に溜まります。メラニンが一番多いのは基底層といわれる肌の奥ですが、実は次に多く滞留するのが角質層。こうした角質層に溜まったメラニンもくすみの原因のひとつになり、肌の透明感にも影響してしまうのです」とのこと。また、紫外線、日焼け、エアコンなどによる角質肥厚の影響もあるそうです。
では、どんな対策があるのでしょうか。貴子さんがオススメしていたのが、「光を使ったブライトケアを取り入れる」こと。肌表面のキメが乱れた角質やシミの原因となるメラニンが滞留した角質を、それぞれ除去することが期待できるそうです。
市販のブライトケアができる製品を探してみたところ、パナソニックの「光美顔器 フォト ブライトショット(EH-SL85)」が使えそう。2022年7月に発売された製品で、皮膚科専門医監修のもとで開発を行い、美肌に理想的で瞬間的に強いパワーを届けるIPLと約630nmの高出力赤色LEDという、異なる2種類の光を採用しているとか。この2種類の光を掛け合わせたフォトテクノロジーにより、角質と共にメラニンをはがれやすくする効果が期待できるそうです。美容クリニックに通うのは「敷居が高い」という人も、これなら自宅でブライトケアができますね。
また、肌の透明感や美白のためには、美白美容液を用いてスキンケアを底上げするのもいいでしょう。最近話題になっている美白美容液といえば、資生堂の美白ブランド「HAKU」から2023年3月に発売された「HAKU メラノフォーカスEV」。本気でシミ予防に悩む人に向けた、美白有効成分がシミの原因に根本アプローチするというアイテムです。
そして、2023年2月に発売されたKOSEの薬用美白美容液「ONE BY KOSE メラノショット W」は、色だけでなく、シミの数や広がりにアプローチする、美白・保湿成分のダイレクトブライターWを配合。シミ発生源に直に効き、メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐことで美白ケアが可能になるそうですよ。
今のうちに肌の透明感アップを目指して対策に取り組み、この夏は自分の肌に自信が持てるようにしたいですね。