興行収入130億円を突破した、新海誠監督のアニメ映画「君の名は。」。田舎町で暮らす女子高生と東京に住む男子高校生の心が入れ替わる純愛ストーリーだ。
公開後は、劇中モデルとなった実際の場所に大勢のファンが「聖地巡り」をするなどちょっとした社会現象にもなっており、同作の記録的なヒットで配給の東宝は2016年8月中間連結決算の業績予想を上方修正した。
アニメ好きを公言するお笑い芸人の加藤浩次は、自身が司会を務める「スッキリ!!」(日本テレビ系)で「今回のは、『秒速5センチメートル』(新海監督の代表作)超えたわ。本当に素晴らしかった」と発言。さらに、プロデューサーの秋元康氏も賞賛のコメント。また、AKB48の柏木由紀は自身のツイッターに「周りにあまりにも勧められるのでついに『君の名は。』観に行ってきました…。涙が…あー、もう手のひらのあれにやられました…。音楽も最高」と絶賛している。
各界から賞賛の嵐が巻き起こっている同作だが、これに噛みついたのが漫画家の江川達也だ。10月6日、情報バラエティ番組「バイキング」(フジテレビ系)に出演した江川は「これは売れるなと思いましたけど、プロから見ると全然面白くないんですよ」と発言。この持論に対してネット上では賛否両論の声が飛び交う事態に発展したのだ。
江川には、ぜひ「プロ」の目線で「君の名は。」を上回る大ヒット作を生み出してほしいところだ。