福山雅治主演のドラマ「ラストマン‐全盲の捜査官‐」(TBS系)の第9話が6月18日に放送され、世帯平均視聴率は12.7%を記録した。
“プレ最終回”のこの日は、話が大きく動き出した。護道心太朗(大泉洋)の父・鎌田國士(津田健次郎)に両親を殺されたとされている皆実広見(福山)。2人を結び付けた41年前の事件の第一発見者である元捜査一課長・山藤(金田明夫)が御殿場から上京、山藤を慕う佐久良円花(吉田羊)と心太朗、そして皆実の4人で、酒席をともにする。終始和やかな雰囲気ではあったが、皆実と心太朗は、山藤の態度に“何かを隠している”と感じるのだった。
捜査を続けるも、上層部からストップの声がかかる。漠然とした不安を感じた皆実と心太朗は、泉(永瀬廉)と吾妻(今田美桜)に捜査を止めさせるが、2人は捜査を続行していた。そんな2人を尾行する男がいた。その男に泉が刺された。心太朗が追うと、その人は何と山藤だった。大きなショックを受ける心太朗の前で、山藤は飛び降りて自死してしまう─。
視聴者の感想としては「最終回に向けた大詰め感がすごい!」「いい作品は、1クールが本当に短く感じる!」「最終回に向けて気持ち盛り上がりました」など満足しているようだ。
「この日、最も話題になったのは、皆実の母・勢津子(相武紗季)は、心太朗の母親ではないか。つまり、皆実と心太朗は父親の違う兄弟なのでは、ということでした。視聴者からも『フラグが立った』『この2人が兄弟なんてドキドキする』など、大いに盛り上がりました」(テレビ誌ライター)
プライベートでも仲のいい福山と大泉。そんな2人が異父兄弟を演じるのは、ファンならずとも楽しみな展開に違いない。