妻・広末涼子の不貞スキャンダルを巡り、6月18日に記者会見を開催した夫のキャンドル・ジュン氏。質問する記者を自分のすぐ横に座らせるスタイルが斬新だとして話題となり、「キャンドル・ジュン方式」との呼び名まで広まることとなった。
ネットでは会見の内容を巡って、ジュン氏を擁護する意見と、批判する意見の両方が交錯。どちらかと言えば擁護派のほうが多い様子だが、そんな会見の内容よりも世間が疑問に思っていることがあるという。それはジュン氏のピアス…ではなく、彼の肩書である「キャンドルアーティスト」という仕事にあるというのだ。
「そもそもキャンドルアーティストという仕事が何なのかと、疑問に感じている人も多いはず。なかにはジュン氏の専売特許だと思っている人も多いようですが、実は社団法人の日本キャンドル協会(JCA)が認定している資格でもあります。ちなみにジュン氏はJCAで事務方トップの専務理事を務めており、キャンドル業界では超有名人と言える存在です」(芸能ライター)
同協会での活動に加えてジュン氏は自身のキャンドルショップも経営。週末には東京・渋谷区のショップに大勢の客が訪れる人気を誇っている。それに加えて北は札幌から南は石垣まで、全国37カ所の取扱店でジュン氏の手作りキャンドルを扱っており、実は誰でも入手しやすい商品なのだ。
公式ウェブショップではキャンドルを中心に200点近い商品を掲載。今回の不貞騒動で注目が集まったからか、3000円~数万円のキャンドル商品は売り切れが多くなっている。メルカリなどのフリマアプリでの出品数も多く、実のところジュン氏のキャンドルは人気商品なのである。
「6月19日深夜放送の『午前0時の森』(日本テレビ系)では、劇団ひとりが『笑っていいとも!』の忘年会に言及。ビンゴ大会の賞品としてジュン氏のキャンドルを持ち込もうとしたところ、爆笑問題の太田光と被ってしまったことを明かしていました。ひとりは笑い話にしていましたが、芸能界の忘年会で賞品に選ばれるほど人気の品であることを図らずとも証明した形だと言えるでしょう」(前出・芸能ライター)
ジュン氏がキャンドルを使った空間演出を手掛ける際のギャラは1回あたり300万円になるという。もっとも新型コロナ禍により空間演出の需要は激減。現在はキャンドル販売が収入の柱になっていることだろう。
その販売は前述のとおり順調で、ひとつ数千円~数万円の高額商品が飛ぶように売れている。どうやら外野の心配をよそに、経営者でもあるジュン氏の懐具合はキャンドルの炎さながらに温かいようだ。