福山雅治主演ドラマ「ラストマン‐全盲の捜査官‐」(TBS系)が6月25日に最終回を迎え、世帯平均視聴率は13.4%。全話は12.87%と、今期ドラマ断トツの好成績で幕を閉じた。
最終回では、41年前の事件の被害者だった皆実誠(要潤)が“全ての元凶”だったことが明らかになる。そして、広見(福山)と心太朗(大泉洋)は、41年前の事件の犯人とされた鎌田(津田健次郎)と誠に殺された勢津子(相武紗季)との間に生まれた、実の兄弟だった。収監されていたが、余命僅かな鎌田は病院にいた。そして2人の息子が見守る中、静かに息を引き取るのだった。
視聴者の感想としては「圧巻のフィナーレ。久々に、王道の日曜劇場で素晴らしい作品を堪能できて大満足」「鎌田父の『腹減ってないか?』の言葉に心太朗の感情が爆発し、号泣するのと同時に私も号泣」「最終回、特に後半30分は圧巻で、とても面白かったし、ティッシュとタオルが手放せませんでした」など、多くの人が感動し、涙したようだ。
「サイコパス的殺人動機を演じた要と、2人の息子を守るために、“殺人犯”になった鎌田を演じた津田は圧巻の演技でした。そして、最後は広見と心太朗が兄と弟として心を開き合う演技にも多くの人が胸を打たれたようです」(テレビ誌ライター)
ラストでは、1週間後に心太朗が渡米し、広見と再びバディを組むというストーリー。この流れに、続編を期待する視聴者が少なからずいたようだ。